〜ハーブティー1〜ハーブティーは、ハーバルティー・インフュージョン・ティザーヌとも呼ばれ、古くから親しまれてきた薬草茶です。その歴史をひもとくと古代ギリシャ時代にさかのぼり、医学の祖ヒポクラテスの処方に「ハーブの煮出した液を飲む」というのがあるそうです。これがハーブティーの起源といってもよいでしょう。
薬として利用されることが多い欧米に対し、日本では、より嗜好的なお茶としてハーブティーは楽しまれています。
ハーブには、多くの有効成分が含まれています。ハーブティーは、その
香りの効果と飲用による薬理効果の双方が楽しめることが特徴です。かぐわしい香りを心地よく味わうことで、鼻から微量の揮発性成分(精油成分)が吸収され、においの化学成分は電気信号となって脳に到達し、おだやかなアロマテラピー効果が期待できます。一方、お茶に溶け出す水溶性成分には、タンニンやフラボノイド・ビタミン・ミネラル類などがあり、
精油だけでは活用できない成分まで利用することができます。それぞれのハーブがもつ薬理効果はハーブによってさまざまですが、共通しているのは抗酸化作用です。食物が消化され体内で代謝が行われる過程で発生するのが活性酸素で、老化などの原因となるのですが、これを
無毒化するような成分がハーブにはたくさん含まれているといわれています。
ノンカフェインであることも、ハーブティー共通の効能です。
では、この季節・花粉症によいといわれているハーブティーを紹介します。
エルダーフラワー茶 
マスカットのような甘い香り。風邪や花粉症の症状をやわらげてくれます。根から実まで、すべてが薬効に優れ、歯痛から疫病まで、さまざまな病気に効力を発揮するため「万能の薬箱」と呼ばれ、民間療法に広く用いられてきました。特に花と実からつくられるエルダーフラワーウォーターは若々しい肌を保つ、美白効果に定評のある化粧水です。ニキビや吹き出物の改善には、洗面器にエルダーフラワーを入れて熱湯を注ぎ、立ち上る蒸気を顔にあてるとよい。
花粉症やアレルギーなどに(少し酸味の効いたお茶)
エルダーフラワー1杯+ローズヒップ1/2杯
風邪のひきはじめに(さわやかな風味)エルダーフラワー1/2杯+ジンジャー1/3切れ+ペパーミント1/2杯+ヤロウ1/3杯
マロウ茶 
マロウ(ウスベニアオイ)の花のお茶は、あざやかな青色が美しく、それは時間とともに空気中の酸素に反応してゆっくりと紫色に変化していきます。癖のないフローラル系の味で、咳や気管支炎などの呼吸器系の病気に効果があり、タバコの吸い過ぎで、咳が止まらない時に呼吸を楽にしてくれます。便秘・ニキビ・花粉症にも有効。のどの痛みにはハーブティーでうがいをすると炎症が緩和します。
青色から緑色に変化して、ラベンダーの香りも楽しめるリラックスティーマロウ1杯+ラベンダー1/4杯
のどが痛いときにマロウ1/3杯+ヒソップ1/3杯+ジャーマンカモミール1/3杯
その他に花粉症には、ユーカリ・ミント・ルイボス・レモンバーム・リコリスなどもよい。
*計量単位はティースプーンです。分量はお好みで加減してください。
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